アルミ、亜鉛素材の下処理

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アルミ、亜鉛素材の下処理

ダイトウではアロジン処理、アルサーフ処理、パルコート処理、ジンカート処理をしています。塗装の密着不良などにお困りの方は是非、下処理をご検討宜しくお願い致します。

アロジン、アルサーフ処理とは?

アロジン処理(日本パーカライジング商標)アルサーフ処理(日本ペイント)とはアルミ素材に施す化成処理被膜です。
アルミ及びその合金上に優れた耐食性被膜を形成します。一般的なアルマイトは誘電性がありませんが、アロジンは誘電性が得られます。

塗装下地としても好適です。アルミと塗装の密着が良好になります。アルミ素材に塗装をする時、アルミと塗装の間に六価クロム化成処理被膜を加工することにより、塗装の密着性が抜群にあがります。

アロジン、アルサーフ#1200

ダイトウでは自動機のアルサーフ(アロジン)は冶具で形状が複雑な品物など、手動のアルサーフ(アロジン)は大きい品物や、細かい品物をカゴに詰めて処理しています。

アルサーフ・アロジン工程表

★ ①受品 → ②カゴか冶具掛け → ③脱脂工程 → ④水洗 → ⑤水洗 

 ⑥表面活性 → ⑦水洗 → ⑧水洗 → ⑨化成処理(アルサーフ・アロジン)          

  ⑩水洗 → ⑪水洗 → ⑫湯洗 → ⑬温風乾燥 → ⑭塗装工程


手動


自動機


色見本

パルコート処理とは?

パルコート(3700)はEUの環境規制宣言(RoHS規制及びELV規制)に対応していますので、六価クロム含有処理からの切り替えに最適です。

パルコートは三価クロム系の化成皮膜処理です。六価クロムを使用するアロジン処理に対して三価クロメートとも呼ばれます。

塗装下地としても好適です。アルミと塗装の密着が良好になります。アルミ素材に塗装をする時に、アルミと塗装の間に三価クロム化成処理被膜を加工することにより、塗装の密着性が抜群にあがります。

ダイトウではアルサーフは手動にてカゴ詰めで処理しています。

パルコート工程表

① 受品 → ②カゴ詰め → ③ 脱脂工程 → ④水洗 → ⑤水洗

⑥化成処理(パルコート) → ⑦水洗 → ⑧水洗 → ⑨湯洗

⑩温風乾燥 → ⑪塗装工程


手動


パルコート

ジンカート処理とは?

ジンカート処理法とは、従来のメッキ、塗装とは異なり、亜鉛合金、亜鉛メッキ面等の亜鉛表面を対象として、亜鉛との選択的な化学反応により、特殊有機皮膜処理を行って完成するものです。
亜鉛と塗装の間に六価クロム化成処理被膜を加工することにより、塗装の密着性が抜群にあがります。

ダイトウではジンカート処理は自動機にて、冶具、カゴにて処理しています。

ジンカート工程表

① 受品 → ②カゴ詰め・冶具掛け → ③脱脂工程 → ④水洗 → ⑤水洗

⑥正面活性 → ⑦水洗 → ⑧水洗 → ⑨化成処理(ジンカート)→ ⑩水洗

⑪水洗 → ⑫湯洗 → ⑬温風乾燥 → ⑭塗装工程

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